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結婚式

明日は沼田の結婚式の打ち合わせ。
沼田は、TIMELAG作品のほとんどの衣装にたずさわってくれた人。
美術の佐藤さい子さんの同級生だから、かれこれ10年近いつきあいになるのか?

式の司会はコンタキンテさんにお願いし、カメラマンはなんと、鈴木さんに頼む。
こんなにいろいろなプロを巻き込んで大丈夫なのか?

・・・でも、もちろん、ボクも沼田には世話になりっぱなしなので、式を良いものにして、すこしでも恩返しがしたい。

だが、結婚式は苦手だ。
なんというか・・・雰囲気が苦手だ。
社会のはじっこを背を丸めながら歩いてきたボクには、式の「幸あれ!」な感じを素直に受け止めることができない。どんな式に出席しても、不慣れなぎこちない笑顔を浮かべてしまう。太陽が苦手なドラキュラのように、「万民が認める幸せの瞬間」が苦手だ。

「愛」という言葉ひとつにさまざまなサービス要素を盛り込んでいきたくなる。
でなきゃ、「愛」を語れない。じぶんの式ならば、じぶんの「愛」を披露するために、いろいろな試練を課すバツケーム大会になってしまうかもしれない。

以前、横内さんに頼まれて、東宝の演出家の披露宴の台本を書いたことがある。
会場となっているホテルに行って、おののいた。芸能人しか・・・いない。
ボクが書いた台本を読むのは、神父役に扮する近藤正臣さんと浅丘ルリ子さん。
横内さんは二人に演技指導?をしていた。

心のなか、「こんな名優たちにいじられるのならば、もっと真剣に書けば良かった」と心底悔やんだ。

けれど、横内さんは、ものの1時間ほどの作劇で、披露宴を大盛り上がりの宴にした。

横内さんのその仕事は「やっつけ」だった。
スーパー歌舞伎の新作をつくっているわけではないのだから、「やっつけ」に決まっている。

いや、「やっつけ」でないと、いけない。
横内さんが本気で芝居仕立てでつくってしまったら、会場のお客さんは、むしろ、引く。どっちらけになっただろう。

それが、「プロの仕事」なんだと思った。

プロは、じぶんの力を知っている。
でもって、それをコントロールできる。
六分の力が見合っているときには、かるくやっつける。お客さんをなごませるための、力の抜き加減。

アマはいつも、100%出し切ろうとする、肩に力を入れて、ガチンコ。
だから、コケる。

沼田の式、あまり力をいれちゃいけない。

いつの間にか、ボクも周りも、相当プロになっている。









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