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なんでもない人

先週は横内さんに錦糸町で韓国料理をご馳走になったり、

キティフィルムのプロデューサーの方にご招待頂いて、劇団たいしゅう小
説家を観劇しに、本多劇場に行ったり。

本多は、アリキリの石井さんが主演の新撰組のお話。

正直、僕、新撰組だとか幕末ものだとか、歴史もの全般苦手です。
三谷さんの「彦馬がゆく」だとか、横内さんの「きらら浮世伝」だとか、
着眼点が一風ズレた(?)、あまりスポットあびそうにない市井の人間を描
いている作品は好きなんだけど、

偉人や幕末の志士だとか、社会の教科書や司馬遼太郎の本に出てきそうな
人物を主役に置いた作品はどうも馴染めず。
簡単に言うと、歴史ロマンものは、あんまりなのです。

なぜって、
なんでもない人のなんでもない生活のなかに、
ひとつの石を投げ込んでみて、何が起きるか?
を楽しむのが演劇の面白みだと、僕は思うから。

それに、
なんでもない人なんていないし、
なんでもない生活なんてないんだから。

ま、なんて言って、
僕も坂本竜馬ものを書いたし、
高杉晋作なんかを主役にしたこともあります。
でもこれ、言い訳ではないけど、
全部、役者(野村くんや近藤くん)に脅されてです。
「死ぬまでに、どうしても坂本竜馬を演りたい」って。

野村になんか、
「僕は高杉晋作かブラックジャックかジョジョの三つに一つで」
と詰め寄られました。
三択、と言いつつ、内二つは漫画の主役です。


ラーメンズのコントなんかでも、
作家の小林さんを凄いなあと思うのは、
遊園地のアミューズメント施設管理のバイトのおじさんだとか、
ふつう、見過ごしてしまう、けれど、掘り進めると何か出てくるかもしれない、
そんな人物の可笑しさを魅力いっぱいに描いてしまうところ。

そりゃ、沖田総司やら坂本竜馬は二時間の芝居をひっぱるだけの
主役の華をもっているだろうけど、
遊園地の施設管理のおじさんにはそんな力なさそうだもの。

それを作家の力でどうにかこうにかしてやろう、と。
その制限、縛りのなかの悶々が、芝居創りの楽しさなのではないのかな、と。

けれど、アリキリの石井さんは、さすがでした。
きちんと演じきっていました。
そして、幕末もの嫌いの僕でも、ちゃんと二時間、
石井さんの芝居にもっていかれました。

けれどやっぱり、どちらかと言うと、
施設管理のおじさんを演じている石井さんを見たいなあ、
と思ってしまった僕でした。
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